練習方法について②

ザバススポーツクラブ新松戸 会員の皆様、

いつもご利用ありがとうございます。今回も引き続き練習方法についてです。実戦に結びついた練習とは?

<練習方法について②>

もしコースで良いショットや結果を望むのであれば、練習場から本気で取り組まなければなりません。よく聞く言葉で「練習に勝るものはない」がありますが、適切な方法で行わなければ時間の無駄にもなりかねません。実際に練習場に行っても、心と体に悪習慣をつけるような過ごし方をしていたら、効果よりも害のほうが大きくなってしまします。目的を持たず目の前のボールをひたすら打ちまくる。このような練習で得られる成果と言えば、スイングにも精神面にも怠惰な習慣をつけて、それを余計に増長させていることになってしまいます。スイングも思考力も、だらけさせるだけの練習をしていて、プレッシャーのかかるコースのプレーで心と体がうまく機能するでしょうか? プランを持って練習場に行きましょう。ただひたすら時間ボールを打ち続ける事はプランにはなりません。 

<ショットの前は必ずセットアップルーティンをする> 

スイングという複雑な身体動作をしようとする時にも、体が意思決定に惑わされることがないようにしましょう。行動が思考に妨げられていないことが大切です。スイングを揺るがす最大の敵は緊張です。その緊張を引き起こす元は、今向き合っていることを成し遂げられる自分の能力への自信のなさ“に他ありません。自信を持ってゴルフをするために欠かせない軸となるのがルーティンです。前回もセットアップルーティンのお話をいたしましたが、ボールを打つ前は必ずボールの後方に立ち、どんなショットを打つか、弾道をイメージし気持ち(こころ)を整理してアドレスに入りましょう。ショットに関するあらゆることを考える、風の向き、ハザード、ライ、弾道、弾道の高さなど、そのショットに対する考え、イメージを具体的にする、より具体的に打とうとすショットを思い描くことです。あれこれ迷う時は、セットアップルーティンでボールの後ろに立って考える時だけにしましょう。アドレスに入ったらショットだけに完全に集中しなくてはなりません。ボールに向き合って決断に迷いが生じたら、もう一度仕切り直して最初からやり直しましょう。

アドレスに入ったら疑念を捨て去り、グリップをして、クラブフェイスを合わせ、姿勢を調節し、目標を見定めて、ただショットを打つのみです。ショットを打つまでの時間が長くなるほど疑念とともに緊張が心と体を緊張させてしまいます。スイングの最大の敵は緊張です。決断し集中しスイングするだけでいいのです。

できるだけ効率的なルーティンを身に付けましょう。限られた時間の中で上手に行うようにしましょう。自分のルーティンを少しばかり儀式化することでボールを狙った場所へ飛ばせる確率が高まります。ゴルフスイングにはリズムがとても大事ですが、ショットを打つ前の思考(ショットのイメージ)には時間を取り、ショットを打つ時はあまり時間をかけずに素早く行いましょう。 

<ショットごとに目標をかえる> 

コースでは練習場のように真っ平らなライはほとんどありません。ショットのために頭を切り替えなくてはなりません。コースではそうしなくては打てないはずです。ショットごとに全く新しい考えを求められる、目標はどこだ? 考慮しなければいけない要素を、練習場でショットごとに目標を変えることによって考える、目標を変えることで習慣が身に付く。練習場で打つ前に必ずボールの後ろに立って時間をとれば、どのスイングにも目的を持つことを体に教え込めることができるでしょう。30分間にドライバーショットを50発打っても何かが達成できるわけではありません。逆に欠陥スイングを作り上げてしまうこともあるでしょう。少ないボール数でも、よく考えてスイングする方が効果的です。練習で大切なのは、まさに量ではなく質なのです。

自分の技術レベルを最も実感できる方法として、30分間の10発だけショット打ってみる。ショット一打一打について考える。思った通りにショットできたのは何発ありますか? つねに実践を想定した練習を行い、まずはその習慣を作ればそれが身に付きます。自分で習慣を身につけられるようになりましょう。 

<ショットごとにクラブを変える> 

これはショットごとに頭を切り替えると言うクセをつける訓練になります。
コースではドライバーを連続で打ったり、番アイアンを何発も連続で打ったりする事は、特別な場合を除いてほとんどないでしょう。練習場でのドライバーショットは特定の目標を定めて打つようにしましょう。次に別の目標に向かって今度はアイアンで打つ。さらにまた別の標的に向かって今度はサンドウェッジで打つ。また目標を変えて番アイアンで打つ。また、それからドライバーに戻す。常に新しい気持ちで目標に向かって打つ訓練をしましょう。また、練習場で次にラウンドするコースを想定してシュミレーションしながら練習してみるのもよいでしょう。具体的に想定して打てば楽しさも増すことでしょう。友人と一緒に練習場で対戦しながら練習するのも良いでしょう。このようにすれば練習が楽しくなるだけではなく、効果も大きくなることでしょう。スイングと心の両方により良い習慣が身に付きます。


ゴルフをするにはまず自分の意思(目的)をはっきりさせることが大事です。ほとんどの人にとって、その目的とはベストスコア出すことではないでしょうか? それはどういうことなのでしょう? できるだけ少ないストロークでボールをカップに入れることですが、練習でもその目的にしっかりと意識を集中しなければいけません。いわば実戦(ラウンド)の疑似体験です。そのためにはクラブを変え、自分のルーティンを守り、緊張やプレッシャーを適度に与えながら目標に集中する。大切なのはどこにあなたの意識を集中してそれを行う(練習する)かが大事なのです。

 

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