練習方法について

ザバススポーツクラブ新松戸会員の皆様

いつもご利用ありがとうございます。
今回は、数回にわたって練習方法について考えていきたいと思います。

<練習方法について➀>

ラウンド中、一番多いショットは皆さん何だと思いますか?ドライバーのティーショットでしょうか?ラウンドしてスコアをつけている方であればわかると思いますが、通常はパッティングですね。ですので、パッティングはより重要なショットであることがわかります。皆さんはいつもどのような練習の方法をされているでしょうか? 

練習場ではドライバーショットばかり練習していませんか? 練習場に行って打ち放題でかごに目一杯入ったボールを決められた時間の中で休む間もなく、しかも完璧な平らなライでボールを消化するかのごとくショットを打ち続ける。 ドライバーのショットは気持ちがいいので、アイアンショットやアプローチショットの練習よりも多く練習している。

それで充分に練習した気分に浸って練習を終わる。その練習のときは素晴らしいショットが打てても、いざコースに出てラウンドしてみると良いショットが打てない。スコアが出ない。これはどうしてでしょうか?

これは皆さんが共通して思い感じるところではないでしょうか?

ほとんどのゴルファーが、質より量と教えられる独特の練習文化のせいで、全く注意力がない練習をしてしまっています。練習場であまり考えもなく、また目的もなく、何百個のボールを打ち続ける練習は、コースでも注意力散漫の不安なスイングを繰り返す癖を身につけているだけなのです。

ほとんどの人が、屋根のある練習場で雨風や自分の影がボールに影響されない、平らなマットの完璧なライで同じクラブを使い、同じ目標に向かって、たくさんのショットを打っている。 しかし実際のゴルフはどうでしょうか?

コースでそのような場面はあるのでしょうか? ラウンド中に続けて同じ場所から、同じクラブで何回も打つことなどあるのでしょうか? いざコースに出るとナイスショットが打てない。これはゴルフの実戦(ラウンド)とはまるでかけ離れている状況下で練習しているからではないでしょうか?

根本的な問題はスイングの仕方もあるかもしれませんが、ゴルフへの取り組み方が関係しています。良いスコアを出したいのであれば、実戦(ラウンド)を想定した練習をするべきではないでしょうか?

練習は、より実戦(ラウンド)と結びついた練習をすることが重要です。確かに、コースと同じ環境やコース上で練習ショットができるのは一番の理想ですが、そのような環境はほとんどありません。

ではどのような練習をしたら良いのでしょうか?

この続きは次回で。

 

Filed under: ゴルフ知識 — tag2bee 10:43 AM

11月ベーシック第5週8-4スイング

【8-4スイング】

ザバススポーツクラブ新松戸 ゴルフスクールの皆様

プログラムの8-4スイングの解説をいたします。

8-4スイングは、インパクトエリア(ボールに当たる前と後のクラブヘッドの動き)のクラブの動かし方を覚える5つのスイングの中でクラブの振り幅が最小のスイングです。

特に重要なポイントは、⓵ 手首の固定 ⓶ 肘の絞り ⓷背骨軸の回転 です。

手首を固定して身体(背中)でクラブを動かす練習で、背骨を軸に両肩を飛球線の後方と目標方向に45度回す動きです。

この動きはスイングの開始インパクトの前後、短い距離のアプローチで使います。

アドレスで作った前傾姿勢でのバックスイングでは、背骨を軸にして回転すると左肩が若干下がると同時に、クラブヘッドが飛球線より内側(インサイド)に動きます。

フォロースルーでは、右肩が若干下がると同時に、クラブヘッドは飛球線より内側(インサイド)に動きます。

スイング中は手首と肘を固定して体の回転でクラブを動かすことがポイントとなります。ヒジの絞りでシャフトを固定し、手首の角度でフェースが動かないようにします。

グリップの左手の押す、右手の支える力でフェースの向きを固定し、両肘を絞り胸の上に固定し、両腕を背中の回転で動かす感覚です。

スイング始動時の左肩の下がり、フォロースルーでインサイドに振り向かれるクラブの動かし方、インパクトエリアのクラブの動きが覚えられます。

Filed under: 今週のテーマ — tag2bee 9:38 AM